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【AWS発表】Elastic Load Balancingのコネクションタイムアウト管理

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ウェブブラウザもしくはモバイルでバイスがElastic Load BalancerにTCPコネクションを張る際、 コネクションはリクエストおよびレスポンスに利用され、その後も、少しの間、コネクションが開いたままになり、可能な限り再利用されます。 このコネクションが開いている期間は、Load Balancerのidle timeoutとして知られており、60秒に設定されています。 舞台裏では、Elastic Load BalancingはAmazon EC2インスタンスへのTCPコネクションも管理していますが、これらのコネクションもidle timeoutが60秒に設定されています。

ほとんどの場合、60秒のタイムアウトは十分に長く、冒頭に話した潜在的な再利用を可能にします。 しかし、状況によっては、別のidel timeoutの値である方が適切である場合もあります。 あるアプリケーションでは、作成したコネクションをそのままにし、ポーリングや拡張セッションのために利用するよう、タイムアウト時間をより長くした方が便利な場合があります。 また、別のアプリケーションでは、短く、再現することのないリクエストをAWSに対して送信し、オープンされたコネクションはほとんど再利用されないといった場合もあります。

より幅広いユースケールをサポートするために、idel timeoutを、Elastic Load Balancer毎に1〜3600秒の間で自由に設定できるようになりました。(デフォルトは60秒です。) コマンドラインまたは、AWSマネージメントコンソールからこの値を設定できます。

コマンドラインから設定する方法は次のとおりです。:

$ elb-modify-lb-attributes myTestELB --connection-settings "idletimeout=120" --headers

こちらは、AWSマネージメントコンソールから設定する方法です。:

この新機能はすでにご利用可能な状態となっておりますので、今すぐお試しいただけます! 詳細はドキュメントをご参照ください。

-- Jeff;


この記事はAWSシニアエバンジェリスト Jeff BarrのAmazon Web Services Blogの記事、 Elastic Load Balancing Connection Timeout Managementを 堀内康弘 (Facebook, Twitter)が翻訳したものです。


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