あたらしい構成済みのAMI(Amazon Machine Image)を利用して、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)上でSQL Server Enterprise Editionを起動できるようになりました。
SQL Serverのこのエディションでは以下のようないくつかのあたらしい独自の機能を提供しています:
- 高可用性 - Always-On availability groupによりプライマリデータベースと4つまでのアクティブな読み取り可能なセカンダリデータベースを構成できます。
- セルフサービスのビジネスインテリジェンス - Power Viewを利用してインタラクティブにデータの探索と可視化がおこなえます
- Data Quality Services- 自分のデータのプロファイル、クレンジングおよび照合に自社もしくはサードパーティのリファレンスデータを利用できます。
- オンライン変更 - データベースがオンラインのままでファイルとファイルグループのリストア、スキーマの変更、インデックス変更の作成がおこなえます。
さらにSQL Serverのこのエディションはよりスケーラブルです。SQL ServerのStandard Editionでは最大16コアおよび128 GiBメモリに対して、Enterprise Editionではr3.8xlargeで提供される32コアおよび244 GiBメモリを活用することができます。
US East(北バージニア)、US West(オレゴン)およびヨーロッパ(アイルランド)リージョンのr3.2xlarge、r3.4xlargeおよびr3.8xlargeインスタンスでこのあたらしいAMIを利用できます(よりくわしい情報はAWS Marketplaceを参照ください):
このAMIはオンデマンドもしくは1年または3年の EC2 Reserved Instanceを購入することで利用できます。
— Jeff(日本語訳:渡邉源太);