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【AWS発表】Amazon Elasticsearch Service

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Elasticsearchは、リアルタイムに分散検索および解析ができる、クラウド環境によくフィットしたエンジンです。ドキュメント指向で、事前にスキーマ定義が不要であり、structured、unstructured、time-seriesといったクエリを柔軟にサポートし、他のアプリケーションや、特にKibanaを含むヴィジュアライゼーションツールの基盤としても動作します。

本日、私たちは新しい、Amazon Elasticsearch Service(略称はAmazon ES)をローンチしました。これによりAWS Management Consoleを使ってスケーラブルなElasticsearchクラスタを数分で構築することが可能になります。クライアントからの接続先をAmazon ESクラスタのエンドポイントに設定することで、データの投入、プロセッシング、解析、ヴィジュアライズを短時間に行うことができます。

ドメインの作成

それでは早速、Amazon ESのドメインを作成してみましょう(AWS Command Line InterfaceAWS Tools for Windows PowerShell、Amazon Elasticsearch Service APIを利用することも可能です)。シンプルにGet Startedボタンを押した後、ドメイン名を入力しましょう(今回はmy-es-clusterという名前にします):

Es_create_cluster_name_1

インスタンスタイプとインスタンス数を選択します(必要であれば後から変更することが可能です): 

Es_configure_cluster_1

こちらが適切なインスタンスタイプを選択する際に参考にしていただきたいガイドラインになります。

  • T2 - 開発およびテスト(dedicated masterノードにも適しています)
  • R3 - Read-heavyもしくは複雑なクエリ(例えばnested aggregations)
  • I2 - High-write、Large-scaleなデータの格納
  • M3 - 一般的なreadとwrite

Enable dedicated masterのチェックを入れると、Amazon ESはクラスタ管理用に独立したmasterノードを構築します。masterノードはドキュメントデータを保持せず、クラスタの管理に専念します。クラスタのスタビリティを高めるため、最低3つのmasterノードを指定することを推奨しています。また、スプリットブレインのシナリオを避けるために、masterノード数には常に奇数の値を設定しましょう。

Enable zone awarenessのチェックを入れると、Amazon ESは可用性の向上のため、リージョン内の複数のアベイラビリティゾーンにノードを分散します。こちらを選択する場合、ElasticsearchのIndex APIでレプリカのセットアップをする必要があります。また、新しいインデックスを構築する際は同じAPIを用いることが可能です(詳細はこちら)。

今回はEBS General Purpose (SSD)をdataノード用に選択します。インスタンスストアや他のタイプのEBSボリュームを選択することも可能です。EBSを利用することによって大量データの格納を少ない数のインスタンスでまかなうことができます。但し、書き込みのパフォーマンスはインスタンスストレージの方が効率的です。大きなデータセットを扱うような場合はI2インスタンスを利用することもできます(各ノード毎に1.6テラバイトのSSDストレージを保持します)。

次に、アクセスポリシーを設定します。今回はシンプルにテストするためにwide-openな設定になっておりますのでご了承ください(このような設定をクラスターに利用しないでくださいね)。IP-basedやuser-basedなテンプレートおよび、より制限的なポリシーを作成するウィザードを利用することが可能です。

Es_set_access_policy_1

最後に、設定をレビューしてConfirm and createを押して完了です。

Es_confirm_1

クラスターは数分のうちに作成され、Elasticsearch Serviceダッシュボードに表示されます(Searchable documentsが4になっているのは、このスクリーンショットを撮る前にいくつかドキュメントを追加したためです)。

Es_dash_1

ドメインの作成に関しては以上です!

ドキュメントのロード

Elasticsearchに関してこのブログポストを書くまでに前提知識はありませんでしたが、更に試さずにはいられません。以下のステップは Having Fun: Python and Elasticsearch, Part 1 に沿って行ったものです。Python library for Elasticsearchをインストールして、クラスタのエンドポイントを確認するためにAWS Management Consoleに戻ります。

上記のブログに従ってステータスチェックを行ったところ全て想定通りに稼働しているようです。そしてPythonのコードをファイルにペーストして保存後、実行してサンプルデータを投入します。すると新しいインデックスがコンソール上で確認できました。

Es_console_indexes_1

とても簡単です!

ドキュメントの検索

データの投入に成功したら、クラスタに対するKibanaのリンクをクリックして、何かできるか見ていきましょう。

Es_cluster_info_2

Kibana (バージョン4) がブラウザの新しいタブに表示されます。上記のpostsというインデックスを設定してみましょう。

Es_kibana_config_1

するとKibana 上でフィールドの確認をすることができました。

Es_kibana_fields_1

更にここからKibanaを使ってデータをヴィジュアライズすることができます(もし私に時間があって何をすべきか分かっていればやってみるのですが…)。

また、Kibanaのバージョン3も利用可能です。アクセスするには _plugin/kibana3/ をクラスタのエンドポイントの後に追加するだけです。

他にも良いことが沢山あります

CLI( aws es update-elasticsearch-domain-configuration )、API( UpdateElasticsearchDomainConfig )もしくはコンソールを使ってクラスタをスケールさせることが出来ます。Amazon ESは新しい設定に従って、新しいクラスタを構築し、データをダウンタイム無しにコピーします。

本日のAmazon ESのローンチで、CloudWatch Logsとのインテグレーション機能もローンチします。あらかじめAmazon ESのドメインを作成しておき、CloudWatch Logsのコンソールにて Subscribe to Lambda / Amazon ES を選択し、ウィザードに従って設定をしていきます。

0B763353-CDAB-4987-9D93-2896F7E60E40

ウィザードにてAmazon ESに取り込むログのフィルタリングのパターンを設定できます(こちらの設定はオプショナルですが、1つを選択することでログに対してスキーマ定義を可能にします)。以下が、ログをAmazon ESにログを流しこんでKibanaのダッシュボードでログを参照する際の設定のサンプルです。

  • VPC Flow Dashboard – こちらのフィルタパターンをご利用ください

[version, account_id, interface_id, srcaddr, dstaddr, srcport, dstport, protocol, packets, bytes, start, end, action, log_status]

  • Lambda Dashboard – こちらのフィルタパターンをご利用ください

[timestamp=*Z, request_id="*-*", event]

  • CloudTrail Dashboard – JSON formで設定されているのでフィルタパターンの設定は不要です

Amazon ESは ICU Analysis pluginおよび Kuromoji Analysis pluginをサポートします。こちらはElasticsearchのMapping APIを使って設定を行うことが可能です。Amazon ESは現状、商用であるShieldやMarvelのようなプラグインのサポートは行っておりませんが、AWS Identity Access Management (IAM) や CloudWatch を利用することで、そういったプラグインで提供される機能をサポートします。

Amazon ESは自動的にクラスタのスナップショットを毎日取得し、それを14日間保持します。我々にご連絡いただくことでこちらのバックアップからあなたのクラスタへリストアすることが可能です。バックアップの時間帯は “automated snapshot hour” からお選びいただくことができます。また、Elasticsearch Snapshot APIを使ってクラスタのスナップショットをS3バケットに保存することが可能で、取得したスナップショット(Amazon ESもしくはself-managed)をS3バケットからAmazon ESのクラスタへリストアすることができます。

Amazon ESドメインは自身のステータスをCloudWatchに保存します。これらの17のメトリクスをAmazon ESのコンソールのモニタリングタブもしくはCloudWatchのコンソールで参照することが出来ます。クラスタのステータスメトリクス (green, yellow, red) はクラスタのステータスを示します: green は全てのshardがノードにアサインされている状態; yellow は少なくとも1つのレプリカシャードがどのノードにもアサインされていない状態; red は少なくとも1つのプライマリシャードがノードにアサインされていない状態。よくある事象としては、1ノードだけのクラスタを作って、レプリケーションの設定が1の場合(Logstashのデフォルト)にステータスが yellow になっている、というものです。こちらをシンプルにフィックスする手段としては、もう1つのノードをクラスタに追加することが挙げられます。

CPU Utilization はリクエストプロセッシング(readもしくはwrite)がダイレクトに関連する部分であり、もしこのメトリクスが高い場合はインスタンスを追加し、レプリケーションの数を増やしたり、追加でパラレルなプロセッシングを可能にする等の対処をすることができます。同様にJVMのメモリ逼迫に関しても、インスタンスを追加する、もしくは、R3といったメモリが潤沢なリソースを選択するといったことが可能です。CloudWatchのアラームをこれらのメトリクスに対して作成し、10%から20%のフリーStorageおよびフリーCPUを随時確保しておくことをおすすめします。

Es_cluster_metrics_1

今からご利用可能です

Amazon ESクラスタは以下のリージョンで利用することが可能です。もちろん東京リージョンも含まれています!US East (Northern Virginia)、US West (Northern California)、US West (Oregon)、Asia Pacific (Tokyo)、Asia Pacific (Singapore)、Asia Pacific (Sydney)、South America (Brazil)、Europe (Ireland)、Europe (Frankfurt)

AWS クラウド無料利用枠の期間中であれば t2.micro.elasticsearchを毎月750時間、10GBのMagneticもしくはSSD-BackedのEBSストレージと共に無料でお使いいただくことが出来ます。

Jeff

翻訳: 篠原 英治

原文: https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-amazon-elasticsearch-service/


【AWS発表】AWS CloudFormation Designerと、より多くのサービスのサポート

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AWS CloudFormationでは、簡単にAWSリソース同士が連携したコレクション(私たちは「スタック」と呼んでいます)の作成や管理を行うことができます。テンプレートを利用しており、CloudFormationは、テンプレートで定義されているリソース間の依存関係や接続性を考慮して、秩序ある予測可能な方法でリソースを作成します。

CloudFormationのテンプレートは、テキストファイル以外のなにものでもありません。ファイルの内容には、AWSリソースがJSONフォーマットのデータとして、名称や、プロパティ、他のリソースとの依存関係などで記載されています。このテキストベースのモデルの定義はとても強力なのですが、リニアになってしまい、リソース間の依存関係を明確に作成することは難しいとも言えます。

本日、私たちは、新しい、CloudFormation Designerの提供を開始しました。このビジュアルなツールは、ドラッグアンドドロップで、CloudFormationのテンプレートの作成や修正を行えるようにするものです。簡単にリソースの追加や修正、削除を行うことができ、ベースとなるJSONが変更されていきます。スタックの実行に関連付けられているテンプレートを変更した場合、それがテンプレートに適合するように、スタックを更新することができます。

このほか、4つの追加のAWSサービスにおいて、CloudFormationサポートを開始しています。

 

やってみましょう!
それでは、CloudFormation Designerのクイックツアーを見てみましょう。この大きな画像を参照してください:

 

デザイン画面が真ん中にあり、左にリソースメニュー、下にJSONエディタがある構成です。私はシンプルに、左にあるAWSリソースから選択し、それらを真ん中のデザイン画面にドラッグして、リソース間の依存関係を作成していきます。ここでEC2インスタンスと3つのEBSボリュームを次のように設定してみます:

 

私は順番にボリュームの右下隅に「ドット」をドラッグして、インスタンスと各ボリューム(AWS:: EC2::ボリュームラベル)の依存関係を作成しました。 そして、オブジェクトを選択すると、JSONエディタでそのプロパティを編集することができます。

 

もうすこし複雑な例を示してみます:

 

青い点線は、リソースへのリソース参照(CloudFormationのRef属性の意味)を示します。例えば、DBSecurityGroup(左中段)は、EC2 SecurityGroup(一番上の行、左)を意味し、JSONでは次のとおりです:

 

このツールは、魔法ではないことは言っておきたいと思います!。完全なシステムを形成するためには、作成するテンプレートに含まれるAWSリソースの意味も含めて、しっかりと理解を持っている必要があります。いずれかのリソースで右クリックをすると、メニューが表示され、そこから、「?」を選択すると、CloudFormationのドキュメントを開けます:

 

「目」のアイコンをクリックすると、リソースのプロパティを編集することができます。設計を完了した後、Designer内からスタックを起動することができます。 また、サンプルCloudFormationテンプレートを開き、Designerを検証することができます。

 

AWSリソースのレイアウトデータ(位置およびサイズ)は、テンプレート内に記憶されます。

 

追加サービスのサポート
また、本日、以下のサービスのサポートを追加します:

より詳細な情報は、「AWS リソースプロパティタイプのリファレンス」の完全なリストをご確認ください。

 

今すぐ利用可能です
新しいCloudFormation Designerはすでに利用可能です。本日から、CloudFormationコンソールを開いて、起動することができます。 CloudFormation自体と同様に、Designerの使用料は無料です。スタックにより起動されて実際に使用されたAWSリソースに対してのみ支払います。

 

Jeff; (翻訳は瀧澤与一が担当しました。原文:https://aws.amazon.com/blogs/aws/new-aws-cloudformation-designer-support-for-more-services/

 

 

 

【AWS発表】Amazon WorkSpacesアップデート – BYOL, Chromebooks, 暗号化

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以前にお話しした通り、わたしはAmazon WorkSpacesの大ファンで熱心なユーザーです。事実、わたしが過去6または7ヶ月に書いたすべてのブログ記事はわたしのWorkSpaceで書いています。最新のAWS podcastsは同じWorkSpaceで編集しました。

数か月前にわたしのラップトップのハードディスクがクラッシュして交換しました。過去には、アプリのインストールや環境のカスタマイズに数時間はかかっていました。すべての作業中のデータはAmazon WorkDocsに保存されているため、リカバリの観点からは苦労がなくなりました。その点、わたしのラップトップにある唯一の個人データはWorkSpaceのための12文字の登録コードとようやく手に入れたステッカーだけです。わたしのラップトップは単なる一般的なディスプレイとI/Oデバイスでしかありません(それとすばらしいステッカーです)。

Amazon WorkSpacesユーザーに3つのいいニュースがあります:

  1. Windows 7のデスクトップライセンスをAmazon WorkSpacesに持ち込むことができるようになりました。
  2. Chromebook用のあたらしいAmazon WorkSpaces Clientがあります。
  3. WorkSpacesでつかわれるストレージボリューム(ルートとユーザーの両方)が暗号化できるようになりました。

Amazon WorkSpacesへのWindows 7デスクトップライセンスの持ち込み(BYOL)

 既存のWindows 7デスクトップライセンスをAmazon WorkSpacesに持ち込んで物理的に専有しているハードウェア上でWindows 7デスクトップOSを動かすことができるようになりました。このあたらしいオプションによりWorkSpaceごとに$4.00のディスカウント(16%の節約になります)を得ることができ、またオンプレミスとAWSクラウドとで同じWindows 7デスクトップのゴールデンイメージを使用することができます。新規に起動したイメージはVPC内で稼働している、もしくはVPCから到達可能な新規または既存のMicrosoftアクティベーションサーバーでアクティベートすることができます。

このオプションを利用するためには、最低限マイクロソフトとの有効なエンタープライズアグリーメント(EA)があり、最小でも200台のWorkSpacesを特定のAWSリージョンで毎月稼働することにコミットしていただく必要があります。より詳細は、WorkSpaces FAQを参照してください。

あなたのアカウントに割り当てられた適切な専有のキャパシティがあるか確認してBYOLを開始するためには、AWSのアカウントマネージャーまたは営業担当者にご連絡いただくかAmazon WorkSpacesのテクニカルサポートケースをあげてください。

Chromebook用のあたらしいAmazon WorkSpaces Client App 

本日、Amazon WorkSpacesをより柔軟にアクセスできるようにするためにGoogle Chromebookのサポートを追加しました。これらの低コストな「シンクライアント」ラップトップはシンプルかつ管理が容易です。これはChrome OSが動いていてとくにインターネットユーザーのために設計されています。シンプルな管理の、セキュアで、低コストで入手可能なデバイスからクラウドデスクトップ、オフィスアプリ、会社のネットワークにアクセスできるようになるため、Amazon WorkSpacesとの相性は最高です。

最新のAmazon WorkSpaces client appはARMとIntelチップセットのChromebook(Chrome OSのバージョン45以降)で動作し、タッチおよび非タッチのデバイスをサポートします。いますぐChromebook用のWorkSpaces clientをダウンロードして今日からChromebookにインストールすることができます。

Amazon WorkSpaces client appはまたMac OS X、iPad、Windows、AndroidタブレットとFireタブレット環境でも利用可能です。

KMSをつかったストレージボリュームの暗号化

 Amazon WorkSpacesはエンドユーザーにハイクオリティなデスクトップエクスペリエンスを提供しながら、規制要件への対応や組織のセキュリティポリシーの順守を可能にします。

本日、追加のセキュリティオプションをアナウンスしました:WorkSpacesの動的または静的なデータ(ディスクボリュームと関連付けられたスナップショット)の暗号化です。WorkSpacesの管理者にはWorkSpaceを新規作成するときの起動および構成のプロセスの一部としてC:D:ドライブの暗号化をオプションとしてえらぶことができるようになります。暗号化はAWS Key Management Service (KMS)に保管されるカスタマーマスターキーをつかっておこなわれます。

暗号化は自分の組織内のカスタムバンドルをふくむすべてのタイプのAmazon WorkSpaceバンドルでサポートされますが、WorkSpaceが作成されるときにセットアップする必要があります(既存のWorkSpaceの暗号化はサポートされません)。KMSのそれぞれのカスタマーマスターキーは30台までのWorkSpacesの暗号化に使用できます。

暗号化されたルートボリュームでのWorkSpaceの起動は追加の時間がかかります。起動したあとは、レイテンシやIOPSへの影響は最小限ですみます。こちらがあなた(またはWorkSpacesの管理者)が起動時にKMSキーによりボリュームを暗号化するための方法になります:

それぞれのWorkSpaceの暗号化ステータスはWorkSpaces Consoleからも見ることができます:

この暗号化機能のための費用はかかりませんが、作成したキーには標準的なKMSの費用が発生します。

Jeff(翻訳はSA渡邉が担当しました。原文はAmazon WorkSpaces Update – BYOL, Chromebooks, Encryption);

PS - 聞かれる前に、わたしはAWS re:InventがおわったらすぐChromebookのためにラップトップを投げ捨てることを計画しています!

AWS CloudTrail Update – SSE-KMSの暗号化とログファイルの整合性の検証

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同僚のSivakanth MundruからAWS CloudTrailのいくつかの機能についてご紹介します。

- jeff

ご存知の通り、AWS CloudTrailはアカウントで実行されたAPI Callを記録し、指定したS3バケットにAPIアクティビティを含むログファイルを送信します。今日CloudTrailに新たに2つの新機能が追加されました。

  • SSE-KMSを使用した暗号化のサポート - AWS Key Management Service (KMS) の鍵を使用し暗号化することで、S3バケットに保存されているCloudTrailログファイルにセキュリティレイヤを追加することができます。 CloudTrailは、指定したKMS鍵を使用してログファイルを暗号化します。
  • ログファイル整合性の検証 - S3バケットに保存されているCloudTrailログファイルの整合性を検証し、CloudTrailがS3バケットにログを送信した後にそれらが変更されたかどうかを検出することができます。

これらの機能は、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)、欧州(フランクフルト)、アジア・パシフィック(東京)、アジア・パシフィック(シドニー)、パシフィック(シンガポール)、南米(ブラジル)のリージョンで本日より利用可能です。

SSE-KMSを使用した暗号化のサポート

CloudTrailは、ログファイルを生成しS3バケットに送信します。 デフォルトでは、ファイルはS3のサーバサイド暗号化(SSE)を使用し暗号化し、それらを読む際に透過的に復号化されます。今日の発表によりCloudTrailにKMS鍵を適用し、ログファイルを暗号化することが可能になります。SSEの場合と同様に読み取りアクセス許可を持っている場合、オブジェクトの復号化は透過に自動的に行われます。そのためログファイルを読んだり、処理をするアプリケーションに変更を加える必要はありません。S3にファイルを復号化するためのアクセス許可を与えるだけです。どのように機能するかを下記に示します。

Cloudtrail_kms_encryption_flow_1

セットアップの手順は下記になります。

  1. CloudTrailログファイルを受け取るS3バケットと同じリージョンに新しくKMS鍵を作成するか、既存のKMS鍵を使用してKMS-CloudTrailポリシーを適用します。
  2. CloudTrailログファイルにアクセスするプリンシパル(IAMのユーザー、ロール、グループ)に復号化のアクセス許可します。
  3. ステップ1からKMS鍵を持つ既存の証跡を更新します(CLIを使用する場合は、証跡を作成時に暗号化を有効にすることができます)。

ログファイル整合性の検証

セキュリティ監査や調査を行う場合、S3バケットに保存されているCloudTrailログファイルの整合性を検証し、それらがCloudTrailからS3バケットにログファイルを配信された後、削除または変更されたかどうかを検出したいと思います(改ざんされていないに越したことはありません)。新しいCloudTrailログファイルの整合性の検証機能を使用するとこういった検証を行うことができます。

ログファイルの整合性を検証するためには証跡のログファイル検証を有効にする必要があります。CloudTrail設定の詳細から”ログファイルの有効化を検証"を"はい"に設定することでログファイルの検証を有効にできます。

Cloudtrail_enable_log_file_validation_2

ログファイルの整合性検証を有効にすると、CloudTrailはログファイルを受信するのと同じS3バケットに、時間単位でダイジェストファイルの配信を開始しますが、別のプレイックスになります。

  • CloudTrail ログファイルは "/optional_prefix/AWSLogs/AccountID/CloudTrail/*."に送信します。
  • ダイジェストファイルは "/optional_prefix/AWSLogs/AccountID/CloudTrail-Digest/*."に送信されます。 

 そうすることでログファイルに処理をする際にアプリケーションの変更はなく統合が可能になります。またログファイル、ダイジェストファイルにアクセスするきめ細かなアクセス制御を許可できます。

ダイジェストファイルには、S3バケットに送信されたログファイルに関する情報や、ログファイルのハッシュ値、以前のダイジェストファイルのデジタル署名、S3のメタデータセクション内の現在のダイジェストファイルのデジタル署名情報が含まれます。ダイジェストファイル、デジタル署名およびハッシュ値をダイジェストの詳細につきましては、CloudTrail Digest File Structureをご参照下さい。

CloudTrail ログファイルを検証するには、AWS Command Line Interface (CLI) を利用し下記コマンドを実行します。

$ aws cloudtrail validate-logs \
  --trail-arn arn:aws:cloudtrail:us-west-2:111111111111:trail/Trailname \
  --start-time 2015-09-24T00:00:00Z --region=us-west-2

ログファイルが変更または削除されていない場合は、このような出力が表示されます。

Validating log files for trail arn:aws:cloudtrail:us-west-2:111111111111:trail/Trailname between \
  2015-09-24T00:00:00Z and 2015-09-25T18:56:41Z
Results requested for 2015-09-24T00:00:00Z to 2015-09-25T18:56:41Z
Results found for 2015-09-24T00:30:26Z to 2015-09-25T18:56:41Z:43/43 digest files valid
31/31 log files valid

1つ以上のログファイルが削除されている場合は、このような出力が表示されます。

Log file s3://mybucket-CTlogs/AWSLogs/111111111111/CloudTrail/us-west-2/2015/09/22/111111111111_CloudTrail_us-west-2_20150922T1720Z_Jy4SwZotr3eTI2FM.json.gz \   INVALID: not found
Results requested for 2015-09-22T00:00:00Z to 2015-09-25T18:42:03Z
Results found for 2015-09-22T00:30:26Z to 2015-09-25T18:42:03Z:43/43 digest files valid
30/31 log files valid, 1/31 log files INVALID

1つ以上のログ・ファイルが変更されている場合は、このような出力が表示されます。

Log file s3://mybucket-CTlogs/AWSLogs/111111111111/CloudTrail/us-west-2/2015/09/25/111111111111_CloudTrail_us-west-2_20150925T1845Z_lU58MiCsXyI1U3R1.json.gz \INVALID: hash value doesn't match
Results requested for 2015-09-24T00:00:00Z to 2015-09-25T21:44:50Z
Results found for 2015-09-24T00:30:26Z to 2015-09-25T21:44:50Z:45/45 digest files valid
35/36 log files valid, 1/36 log files INVALID

"validate-logs"を詳細モードで実行することで、より深い分析をすることが可能です。詳細に関しましては、Validating CloudTrail Log File Integrity をご参照下さい。

これら新機能についてのご質問やご意見がありましたら、CloudTrailフォーラムに是非投稿下さい。

Sivakanth Mundru, Senior Product Manager, AWS CloudTral

翻訳はPartner SA酒徳が担当しました。原文はこちら:https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/aws-cloudtrail-update-sse-kms-encryption-log-file-integrity-verification/

Are You Well-Architected?

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シアトル生まれの音楽のレジェンド、ジミ・ヘンドリックスは、”Are You Experienced?” と題した画期的なアルバムで彼のキャリアをスタートさせました。
 
あなたの為に、”Are You Well-Architected?”(あなたはよい設計を行っていますか?)と、問います。AWSを使用するためのベストプラクティスに整合しているクラウド・アーキテクチャを選択していますか?
 
Well_arch_framework_pages_1
私達は、あなたのアプリケーションがよい設計(Well-Architected)を行われているかどうか確認したいと思っています。何千ものお客様の協力を得て、AWSソリューションアーキテクトは、クラウドでのシステム設計のためのベストプラクティスおよび核となる戦略を特定し、AWS Well-Architected Frameworkにまとめました。
このドキュメントでは、それらの基礎となる質問が含まれています。ベストプラクティスと照らし合わせてアーキテクチャを比較し、欠点に対処する方法を学ぶことができます。
 
AWS Well-Architectedは次の4つの柱にもとづいています。
 
  • セキュリティ - リスク評価と軽減戦略を通じてビジネス価値を提供しながら、情報システムと資産を保護する能力。
  • 信頼性 - 需要を満たすためにコンピューティングリソースを取得し、動的に、インフラやサービスの障害からの回復、およびそのような設定ミスや一時的なネットワークの問題などの混乱を軽減する機能。
  • 性能効率 - システム要件の変化および技術進化に対応し、コンピューティング資源を有効に利用しつづける能力。
  • コスト最適化 - 不要なコストや次善策を使わないような能力。
 
この文書では、それぞれの柱における設計原則を示し、つづいて詳細を述べます。さらに、ベストプラクティスを概説し、ベストプラクティスを使用している場所を理解するために役立つ一連の質問をあげています。質問は、オープンエンドな形です。例えば、「どのようにあなたのシステムでは、コンポーネントの障害に備えていますか?」「どのようなリカバリプランですか?」
 
フレームワークの中で、それぞれの質問をキャプチャし、保存することをおすすめします。これにより、ある時点での参照ができるようになり、Well-Architectedにむかっての進捗をあとで振り返ることができます。
 
AWS Well-Architected Frameworkは無償で提供されています。クラウドジャーニーの途中、さらに追加の助けが必要でしたら、豊富な知識と経験を蓄えたAWSのソリューションアーキテクトにご相談ください。
 
— Jeff;
(本記事は https://aws.amazon.com/blogs/aws/are-you-well-architected/ の翻訳です。翻訳は、荒木が担当しました)
 
PS - AWS re:Inventにいらっしゃるのであれば、10月7日水曜日の午後1時からの、Well-Architected Workshopにお越しください。 

DynamoDBの管理コンソールが新しくなりました!

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Amazon DynamoDBの管理コンソールは簡単にテーブルを作成し、管理することを可能にするように再設計されました。シンプルなインタフェースと外観は、DynamoDBの機能へ簡単にアクセスできます。あなたがテーブルを作成、設定するための手順のヒントやヘルプへ管理コンソールから簡単にアクセス出来ます。新しいアイテムの追加、スキャン、フィルタ、およびあなたのテーブル情報の参照、更新、削除は右側に表示されるインターフェイスにより簡単になりました。

Dynamodb_new_console

是非スタートガイドをご覧下さい。そして新しいDynamoDBの管理コンソールをチェックし、お試し下さい!

-- 成田 (原文はこちら)

週刊AWS - 2015年10月26日

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週刊AWSの本家(原題:AWS Week in Review)の公開が遅れておりまして、それに引きずられる形で日本語版のポストも遅くなってしまいました。毎週楽しみにして頂いている皆様をがっかりさせてしまい、失礼いたしました。

本家の方で記事が出ましたので、改めまして日本語版の週刊AWSをお送りいたします。まずは10月26日号からですが、その後の記事も順次翻訳を進めていきます!

月曜日

10月26日

火曜日

10月27日

水曜日

10月28日

木曜日

10月29日

金曜日

10月30日

また、今週も外部ブログにて数多くの興味深い記事がポストされております。

P.S. 
このブログの最新情報はTwitterでお知らせしています。お気軽に@awscloud_jpをフォローください。
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ソリューションアーキテクト 小林正人

週刊AWS - 2015年11月2日

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週刊AWSの本家(原題:AWS Week in Review)の公開が遅れておりまして、それに引きずられる形で日本語版のポストも遅くなってしまいました。毎週楽しみにして頂いている皆様をがっかりさせてしまい、失礼いたしました。

本家の方で記事が出ましたので、改めまして日本語版の週刊AWSをお送りいたします。こちらは11月2日号です!

月曜日

11月2日

火曜日

11月3日

水曜日

11月4日

木曜日

11月5日

金曜日

11月6日

また、今週も外部ブログにて数多くの興味深い記事がポストされております。

P.S. 
このブログの最新情報はTwitterでお知らせしています。お気軽に@awscloud_jpをフォローください。
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ソリューションアーキテクト 小林正人


週刊AWS - 2015年11月9日

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週刊AWSの本家(原題:AWS Week in Review)の公開が遅れておりまして、それに引きずられる形で日本語版のポストも遅くなってしまいました。毎週楽しみにして頂いている皆様をがっかりさせてしまい、失礼いたしました。

本家の方で記事が出ましたので、改めまして日本語版の週刊AWSをお送りいたします。こちらは11月9日号、本来のスケジュールに追いつきました!

月曜日

11月9日

火曜日

11月10日

水曜日

11月11日

木曜日

11月12日

金曜日

11月13日

また、今週も外部ブログにて数多くの興味深い記事がポストされております。

P.S. 
このブログの最新情報はTwitterでお知らせしています。お気軽に@awscloud_jpをフォローください。
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ソリューションアーキテクト 小林正人

AWS Device Farm で Web モバイルアプリのテストができるようになりました

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モバイルアプリを作成するには2つの実装方法があります。実行ファイルにコンパイルしてネイティブもしくはハイブリッドのアプリケーションを作成できます。また、デバイスのウェブブラウザ内で動くアプリケーションを作成することもできます。

7月に AWS Device Farmをローンチし、iOS と Android デバイスでのネイティブとハイブリッドアプリケーションのテストをサポートしました。(詳しくは過去の記事をご確認ください AWS Device Farm - モバイルアプリの実機テスト

本日、iOS と Android デバイスでのブラウザベースのアプリケーションのテストをサポートしました。この機能について、多くのカスタマーからご要望をいただいておりアナウンスできることを嬉しく思います。サポートされているデバイスの任意の組み合わせにまたがり、 Appium Java JUnit もしくは TestNG フレームワークを利用して、テストを実行できます。(今後、その他のフレームワークにも対応を予定しています。ご要望があればご連絡ください)

Web アプリのテスト

サンプルの Web アプリをテストします。このアプリは amazon.comを表示して "Kindle"という文字列を検索します。Device Farm Consoleを開いて新しい project を作成します(Test Amazon Site)。そして新しい run を作成します(Web App Test #2)。

テストタイプ(TestNG)を選択してテストスクリプト(私の同僚が用意してくれた)をアップロードします。

このファイル(chrome-with-screenshot.zip)にはコンパイルしたテストと依存のある JAR ファイルが含まれています。

つぎに、デバイスを選択します。すでに Android のプールを作っていたので、これを利用します。

テストを実行すると数分後には結果を確認できます。

出力結果を確認します。ひとつのテストで複数のスクリーンショットを確認することができます。

 

いますぐ利用可能

このあたらしい機能はいますぐ利用できます!詳しくはドキュメントをご確認ください。Device Farm Documentation

 

Jeff (翻訳は清水が担当しました。原文:AWS Device Farm Update − Test Web Apps on Mobile Devices

 

Amazon EMR アップデート - Apache Spark 1.5.2, Ganglia, Presto, Zeppelin, そしてOozie

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私の同僚のJon FritzがAmazon EMRの最新バージョンを紹介する投稿を書いてくれました。

-- Jeff;


 本日我々はAmazon EMR release 4.2.0をアナウンスしました。これには、Apache Spark 1.5.2、Apache HadoopとSparkの監視用のGanglia 3.6のサポート、及びPresto (0.125)、Apache Zeppelin (0.5.5)、Apache Oozie (4.2.0)という新しいsandboxのリリースが追加されています。

Release 4.2.0の新しいアプリケーション

Amazon EMRはHadoopとSparkエコシステムでの分散ビッグデータアプリケーションを、管理されたAmazon EC2インスタンスのクラスタ上に簡単にインストールし設定する手段を提供しています。AWSマネージメントコンソールのAmazon EMRクラスタ作成ページや、AWS Cmmand Line Interface (CLI)、またはSDKのEMR APIを使ってAmazon EMRクラスタを作成することができます。最新のリリースで、いくつかの新しいバージョンのアプリケーションのサポートを追加しました。

  • Spark 1.5.2 - Spark 1.5.2は11月9日にリリースされていて、その2週間後に一般利用可能な形で提供できたことを嬉しく思っています。このバージョンはメンテナンスリリースであり、Spark SQL,、SparkR、DataFrame APIの改善、そして多数の改良とバグ修正が含まれています。またSparkのドキュメントにブロック転送サービスのための通信経路暗号化を有効にするための情報が掲載されました。全ての変更点については、JIRAをご覧ください。Amazon EMR上でのSparkについて詳しく学びたい場合には、こちらをクリックして下さい。
  • Ganglia 3.6 - GangliaはAmazon EMRクラスタ上にインストールすることができ、Amazon EC2インスタンスレベルやクラスタレベルで集計したメトリクスを表示するための、スケーラブルで分散した監視システムです。我々はクラスタ内のインスタンスの一般的なリソース利用率に加えて、HadoopとSparkのメトリクスも投入して表示できるように設定をしていて、様々な時間幅でメトリクスが表示されます。Amazon EMRクラスタのマスターノード上のGanglia web-UIを使ってこれらのメトリクスを見ることができます。Amazon EMR上でのGangliaについて詳しく学びたい場合には、こちらをクリックして下さい。

Emr_420_ganglia_1

  • Presto 0.125 - PrestoはAmazon S3やHadoop分散ファイルシステム (HDFS)上の巨大なデータセットに対して低レイテンシのクエリをするために設計されたオープンソースの分散SQLクエリエンジンです。Presto 0.125はメンテナンスリリースで、SQL処理の最適化、パフォーマンス改善、そして一般的なバグ修正が含まれています。Amazon EMR上でのPrestoについて詳しく学びたい場合には、こちらをクリックして下さい。
  • Zeppelin 0.5.5 - ZeppelinはSparkを使ったデータ探索のためのオープンソースの対話的・協調的なノートブックです。Scala、Python、SQL、またはHiveQLを使ってデータを操作したり結果を可視化することができます。Zeppelin 0.5.5はメンテナンスリリースで、多数の改善とバグ修正が含まれています。Amazon EMR上でのZeppelinについて詳しく学びたい場合には、こちらをクリックして下さい。

Emr_420_zeppelin_1

  • Oozie 4.2.0 - OozieはHadoopとSparkのためのワークフローのデザインおよびスケジュールをするアプリケーションです。今回のバージョンではSparkとHiveServer2のアクションが追加されたので、SparkとHiveのジョブをOozieのワークフローに組み込みやすくなりました。また、HueというHive、Pig、そしてOozieのためのweb-UIを提供するアプリケーションのOozieエディタやダッシュボードを使ってOozieのワークフローを作成し管理することができます。ただしHue 3.7.1ではSparkジョブのためにはまだShellアクションを使う必要があります。Amazon EMR上でのOozieについて詳しく学びたい場合には、こちらをクリックして下さい。

Emr_420_oozie_1

今日からAmazon EMR クラスタをRelease 4.2.0で起動できます

Amazon EMRクラスタを4.2.0で作成するには、AWSマネージメントコンソールのクラスタ作成ページでrelease 4.2.0を選択するか、AWS CLIやSDKでEMR APIを使ってクラスタを作成する際にrelease labelにemr-4.2.0を使って下さい。

-- Jon Fritz, Senior Product Manager

原文: Amazon EMR Update – Apache Spark 1.5.2, Ganglia, Presto, Zeppelin, and Oozie | AWS Official Blog (翻訳: SA岩永)

 

Amazon RDS for PostgreSQL が、PostgreSQL 9.3から9.4へのポイント&クリックアップグレードをサポート

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本日より、マネージメントコンソール上の数クリックの操作による、RDS for PostgreSQLデータベースインスタンスのメジャーバージョン9.3から9.4へのアップグレードが利用可能になりました。PostgreSQL 9.4には、PostgreSQL 9.3に比べて、性能や機能面での数々の利点が提供されています。このバージョンには、より柔軟なスキーマ管理を可能にするJSONB型のサポートも含まれています。バージョン9.4にアップグレードする前に、what's new in PostgreSQL 9.4(日本語リリースノートはこちら)を確認し、アプリケーションの互換性を検証することを推奨します。アップグレードするには、アップグレードしたいDBインスタンスを選んで、マネジメントコンソール上で、単純に"Modify(変更)"オプションをクリックし、アップグレードしたいPostgreSQL 9.4のバージョンを選択し、ウィザードを進めます。

Upgrade-rds-postgres

 

現行バージョン以前にコミュニティによってリリースされたバージョンにアップグレードすることを避けるために、いくつかの古いマイナーバージョンは選択できない可能性があります。このアップグレードは、("Apply Immediately(すぐに適用)"オプションを選択すれば、)すぐに適用できますし、次回のメンテナンスウインドウで適用することも出来ます(デフォルト)。どちらの場合でも、アップグレードが完了し、データベースインスタンスがリブートするまでの数分間、可用性にインパクトがでることに注意してください。詳細はユーザーガイド(2015年11月20日現在では英語版のみ記載されています)をご確認ください。

 

- 江川(原文はコチラ)

AWS SDK for GoのVersion 1.0が利用可能になりました

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今年の前半に、私の同僚のPeter MoonがAWS SDK for Goの提供計画を共有してくれました。以下のPeterのゲスト投稿にある通り、SDKが一般利用可能になりました!

-- Jeff;


 AWSは我々のプロダクトに関わるデベロッパーコミュニティを強く推進しています。これは我々のライブラリやツールの多くをGitHubでオープンソースにしている1つの理由ですし、そこでは我々はデベロッパーのお客様と直接コミュニケーションしコラボレーションすることができることを非常に大切にしています。これまでのオープンソースコミュニティでの全ての経験の中で、AWS SDK for Goがどの様に生まれたのかというお話は、ぜひとも共有しておきたいものの1つになります。

10ヶ月前にこのプロジェクトのオーナーシップを持って以来、コミュニティのフィードバックや貢献によって実験的ステージとプレビューステージを進めることができ、そして本日AWS SDK for Goがバージョン1.0となったことをアナウンスできて興奮していますし、これを本番環境用途で利用することを推薦しています。我々の他の多くのプロジェクト同様、SDKはSemantic Versioningに従っているので、1.0から同じマイナーバージョン1.xへは、既存のコードが動き続けるという安心感を持ってアップグレードを行えます。

6月にデベロッパープレビューをアナウンスして以来、いくつかの鍵となる改善をSDKに追加してきました。

  • Sessions - 設定やリクエストハンドラを簡単にクライアント間で共有できます
  • JMESPATHのサポート - 複雑なAPIのレスポンスや他の構造体に対して、シンプルな表現でクエリや整形を行えます
  • Paginators - list系のAPIのレスポンスの複数ページを辿っていくことができます
  • Waiters - AWSリソースの非同期な状態変化を待つことができます
  • Documentation - デベロッパーガイドを改善しました

これらの新しい機能のうちいくつかを使ったサンプルコードがこちらです:


// Create a session
s := session.New(aws.NewConfig().WithRegion("us-west-2"))
// Add a handler to print every API request for the session
s.Handlers.Send.PushFront(func(r *request.Request) {
	fmt.Printf("Request: %s/%s\n", r.ClientInfo.ServiceName, r.Operation)
})
// We want to start all instances in a VPC, so let's get their IDs first.
ec2client := ec2.New(s)
var instanceIDsToStart []*string
describeInstancesInput := &ec2.DescribeInstancesInput{
	Filters: []*ec2.Filter{&ec2.Filter{
			Name:   aws.String("vpc-id"),
			Values: aws.StringSlice([]string{"vpc-82977de9"}),
		},
	},
}
// Use a paginator to easily iterate over multiple pages of response
ec2client.DescribeInstancesPages(describeInstancesInput,
	func(page *ec2.DescribeInstancesOutput, lastPage bool) bool {
		// Use JMESPath expressions to query complex structures
		ids, _ := awsutil.ValuesAtPath(page, "Reservations[].Instances[].InstanceId")
		for _, id := range ids {
			instanceIDsToStart = append(instanceIDsToStart, id.(*string))
		}
		return !lastPage
	})
// The SDK provides several utility functions for literal  pointer transformation
fmt.Println("Starting:", aws.StringValueSlice(instanceIDsToStart))
// Skipped for brevity here, but *always* handle errors in the real world :)
ec2client.StartInstances(&ec2.StartInstancesInput{
	InstanceIds: instanceIDsToStart,
})
// Finally, use a waiter function to wait until the instances are running
ec2client.WaitUntilInstanceRunning(describeInstancesInput)
fmt.Println("Instances are now running.") 

最後にもう一度、オリジナルのコードベースへの貢献とAWS SDK for Goの素晴らしい開始点を提供してくれた、Coda HaleStripeの友人達に感謝をしています。ついにそれは完全に本番環境で利用可能となり、我々のお客様が開発するであろうこのSDKを使った画期的なアプリケーションの全てを見ることを楽しみにしています。

より詳細な情報は以下をご覧ください:

Peter Moon, Senior Product Manager

原文: Now Available: Version 1.0 of the AWS SDK for Go (翻訳: SA岩永)

AWS Elastic BeanstalkのAWSマネージメントコンソールに詳細ヘルスメトリックスが追加されました

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AWS Elastic Beanstalkマネージメントコンソールで、ご自身のアプリケーションの詳細ヘルスメトリックスをご覧頂けるようになりました。環境内の個々のEC2インスタンスのヘルスステータスやメトリックス、および原因をご覧いただけます。以前は、Elastic Beanstalk CLIでのみ閲覧可能でした。

Elastic Beanstalkは、ご自身のアプリケーションのステータスを測るためにプロセス(アプリケーション、プロキシ等)や必須項目(CPU、メモリ、ディスクスペース等)を監視します。アプリケーションが想定した通りに動作しているかどうかを測定するために手動でアプリケーションのメトリックス(レスポンスの遅延、CPU、ディスクスペース等)を監視する必要はありません。Elastic Beanstalkは継続的にこれらを監視して、異常を警告するために環境のヘルスステータスを変更します。

Elastic Beanstalkの拡張されたヘルスモニタリング機能:

  • ヘルスモニタリングは、ほぼリアルタイムに近いです。Elastic Beanstalkはアプリケーションのステータスを評価し、1分おきではなくおよそ10秒おきにメトリックスを報告します。
  • ローリングデプロイは、インスタンス群へのバージョンのデプロイの前にヘルスチェックが成功と見なされる必要があります。こちらはインスタンス群に対するアプリケーションのバージョン戻しによる影響を最小限にします。詳細は、アプリケーションバージョンのバッチでのデプロイ(ローリングデプロイ)をご覧ください。
  • ヘルスステータスの範囲が3つ(緑、黄、赤)から7つ(Ok、警告、低下、重大、情報、保留、不明)に拡張されました。こちらにより、より一層意味のあるヘルスステータスをもたらすことが可能です。詳細は状態の色とステータスをご覧ください。
  • 40以上の新しいメトリックス(アプリケーションのレスポンスタイムの割合、ハードディスクスペース、CPU等)は、環境およびインスタンスごとに利用可能です。これらのメトリックスは監視および警告用にAmazon CloudWatchへ発行されます。利用可能なすべてのメトリックスのリストやこちらの機能をAmazon CloudWatchで使う手順についての詳細は、拡張ヘルスレポートのメトリックスをご覧ください。

Elastic Beanstalkの拡張ヘルスモニタリングをご利用頂くには、AWS Elastic Beanstalkマネージメントコンソールにログイン、あるいはEB CLIを使って、バージョン2.0.0、あるいはそれ以上のプラットフォームが動作する環境を作成します。Elastic Beanstalkマネージメントコンソールで拡張ヘルスメトリックスの閲覧についてはドキュメントをご覧ください。

翻訳は舟崎が担当しました。原文はこちらです。

Amazon Redshiftがcluster accessibilityの変更とNULL値のソート順を指定可能になりました

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本日、Amazon Redshiftにクラスタのアクセスコントロールを容易にする機能とクエリの柔軟性を向上する機能が追加されたことを発表します。

  • cluster accessibilityを動的に変更可能に - Amazon Redshiftクラスタへインターネット経由でアクセスが出来るように設定したり、VPC内からのみのアクセスに制限することが動的に行えるようになりました。クラスタ詳細ページのModifyメニュー内のPublicly Accessible設定をYesかNoに設定するだけで変更が可能です。Yesに設定することで、クラスタにPublic IPアドレスが付与されインターネットからアクセスが可能になります。Noに設定することでPrivate IPアドレスが付与されVPC内からのみアクセス可能になります。Public IPアドレスはAmazon Redshiftにデフォルトで付与されるものか、Elastic IPアドレスを指定して利用することが出来ます。詳細はドキュメントページをご覧ください。
  • NULL値に対してソート順を指定可能に - NULL値に対して非NULL値の前後どちらにソート順を優先するか指定出来るようになりました。利用方法はどはAmazon Redshift Developer Guide内のORDER BY Clauseの項目をご覧ください。

Amazon Redshiftは簡単に速くペタバイトスケールのデータウェアハウスをテラバイトあたり1年$1,000程度でご利用頂けます。2ヶ月の無料トライアルを是非ご利用ください。

-- 星野 (原文はこちら)


週刊AWS - 2015年11月16日

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あっという間に11月も下旬に突入しました。2015年もあと一ヶ月ちょっとになりましたね。スーパーや飲食店に行くと、おせち料理のチラシに目が行くようになりました。今までおせち料理を買ったことは無かったのですが、色とりどりのチラシを見ていると、今年は美味しそうなやつを買ってみようかな?という気になります。

ところで、皆さんのご家庭ではおせち料理は何日に食べ始めますか?私が小さい頃にすんでいた地域では12月31日から食べ始めてしまう習慣だったのですが、一般的には元旦に食べ始めるという話を聞いて驚いたのを思い出しました。

それでは、いつものように先週AWSの世界で起こった出来事を振り返ってみましょう。 

月曜日

11月16日

火曜日

11月17日

水曜日

11月18日

木曜日

11月19日

金曜日

11月20日

また、今週も外部ブログにて数多くの興味深い記事がポストされております。

P.S. 
このブログの最新情報はTwitterでお知らせしています。お気軽に@awscloud_jpをフォローください。
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ソリューションアーキテクト 小林正人

【AWS発表】新機能 - AWS Cost Explorer レポートを保存

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AWS Cost Explorer を使うことで AWS の料金を調査したり予測したりする事ができます(詳細については Cost Explorer - AWSの料金をレポート、分析、視覚化できる新しいツールが利用可能にをご覧下さい。)。料金をアカウント、サービス、タグ、アベイラビリティゾーン、購入オプション、API操作の単位で分析するために、Cost Explorer に組み込まれたフィルタリング機能やグルーピング機能が使用できます。例えば、これは私個人の AWS アカウントについて、料金をサービスごとにグルーピングした画面です。:

今月のはじめ Cost Explorer のレポートを保存できる新機能を追加しました。先ほどのレポートを作成後、新しい名前(Monthly Spend by Service)を入力して "Save report" をクリックして保存する事ができます。:

すると、メニューの中に標準で組み込まれているレポートと共に私が作成したレポートもあるのが確認できます。:

メニューからわかるように、"Daily Spend by Service" という名前のレポートも作成しました。メニューからそれを選んで見ることができます。レポートはアカウントごとに保管され、"root" アカウントや適切な権限を持った IAM ユーザでアクセスすることができます。

私自身の出費を少し調査してみると、API ごとのコスト調査が役に立つのに気づきました。リソースのコストをAPI 呼び出しごとで実際に確認することができます。:

右側にある青の高いバーは私が持っているたくさんのドメインのうちの1つが更新された時の課金を示しています。

今すぐ使えます

この機能は今月のはじめにリリースされています。これまで Cost Explorer を使ったことが無ければ、アカウントに対して Cost Explorer を有効にする必要があります(詳細については Cost Explorer - AWSの料金をレポート、分析、視覚化できる新しいツールが利用可能にをご覧下さい。)。

— Jeff; (翻訳は辻が担当しました。原文:New – Saved Reports for the AWS Cost Explorer)

AWS Elastic Beanstalk 環境リンクのサポートを追加

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AWS Elastic Beanstalk でマイクロサービスベースのアプリケーションを開発する際に、異なるアプリケーションコンポーネント間のリンクを作成し、モデル化することが出来るようになりました。(例:フロントエンドおよびワーカー間、あるいはフロントエンドと API 間) 以前は、コンポーネント間のリンクをハードコードで手製で作成しなければならず、マルチコンポートのアプリケーションを管理およびアップデートするのが困難でした。今では、アプリケーションのコンポーネント間の動的なリンクのモデルを簡単に作成することが出来ます。そして構成テンプレートや単一のコマンドを使って、アプリケーションのコンポーネント間のリンクをグループとして、あるいは個別にアップデートすることが可能です。アプリケーション間のリンクは AWS マネージメントコンソール、CLI、あるいは SDK を使ってモデル化が可能です。

環境リンクは、特定の機能を持つ 2 つ、あるいはそれ以上のコンポーネントを合わせ持つ多階層のアプリケーションを作成するのにとても有効です。例えば、ユーザーが写真をアップロードして、その写真をエンハンスするサービスを提供されている場合、ユーザーがアップロードして、それらの画像を閲覧するフロントンドのコンポーネントを作成できます。こちらはアップロードされた写真がエンハンスされるバックエンドのコンポーネントとリンクされています。

Elastic Beanstalk でマイクロサービスベースの Web アプリケーションを作成する時に、環境のモデル化についてより詳しく学ぶにはドキュメントをご覧ください。Elastic Beanstalk CLI を使ってこの機能を利用開始するには、こちらのガイドをご覧ください。

Elastic Beanstalk の詳細:

翻訳は舟崎が担当しました。原文はこちらです。

EC2 Dedicated Hostが利用可能に!

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先月、EC2 Dedicated Hostがまもなく利用できるようになります、とアナウンスしました。その時に書いたとおり、このモデルで、EC2インスタンスとその下の物理マシンとのマッピングを、お客様がコントロールできるようになります。Dedicated Hostは以下の事ができるようになります:
  • ライセンス持ち込み(Bring Your Own Licenses) – サーバ単位の既存のライセンスであるWindows Server, SQL Server, SUSE Linux Enterprise Serverやその他のエンタープライズシステムや製品を、クラウドに持ち込めます。Dedicated Hostのソケット数や物理コア数を確認することができますので、実際のハードウェアに適するソフトウェアライセンスを取得し使うことができます。
  • コンプライアンスや規制への準拠– Dedicated Hostを配置することで、お客様が完全に専有するハードウェア上で、アプリケーションを実行することができます。
  • 利用の追跡 – AWS Configを使うことで、各Dedicated Host上にあるインスタンスの開始・停止といった利用履歴を追跡することができます。このデータは、ライセンスメトリクスの利用量との確認に使えます。
  • インスタンス配置の制御 – 各Dedicated Host上のEC2インスタンスの配置を、細かい粒度で制御できます。
 
本日より利用可能
Dedicated Hostが本日より利用可能であることをアナウンスできて嬉しく思います。AWSマネジメントコンソールAWSコマンドラインインターフェイス(CLI)AWS Tools for Windows PowerShell、もしくはAWS SDKのコード経由でDedicated Hostを起動できます。
 
ではコンソール経由でDedicated Hostを配置し、EC2インスタンスをその上に起動してみましょう! EC2コンソールを開き、左ナビゲーションバーにあるDedicated Hostsを選択し、Allocate a Hostをクリックします。
 
インスタンスタイプを選び( Dedicated HostはM3, M4, C3, C4, G2, R3, D2, I2インスタンスで利用可能です)、アベイラビリティゾーンと台数 (各 Dedicated Hostは、指定したタイプのインスタンスを1つ以上収容できます。ただし全て同じインスタンスサイズとなります)。
 
インスタンスのauto-placement許可を選ぶと、その後に同じアベイラビリティゾーンで起動するインスタンスタイプはDedicated Host上に起動する資格を持ち、ホスト上に空きキャパシティがあれば、そのホスト上に配備されます。auto-placementを許可しない場合、インスタンスを起動する際にターゲットとなる Dedicated Hostを明示する必要があります。
 
Allocate hostをクリックすると、配置できたという確認画面が表示されます:

 
この時点から Dedicated Hostの課金が始まります。ホスト上で稼働するインスタンスのサイズと台数は、コストへ影響しません。
 
全てのDedicated Hostを一覧で見ることができます。一つを選択するとその詳細情報が表示されます:
 
 
ご覧のとおり、私のDedicated Hostは2ソケットと24コアを備えています。最大22台の m4.largeインスタンスを配備できますが、現時点ではそれ以外のインスタンスは配備できません。次のステップは、このDedicated Hostに数台のインスタンスを配備することです。Actionsをクリックし、Launch Instance(s) onto Hostを選択します(既存のEC2起動ウィザードも使用できます):

 

AMIを選択します。幾つかのAMIはDedicated Hostとして利用できません(現時点ではRHEL, SUSE Linux, Windowsライセンスを含むものが該当します)
 
インスタンスタイプは既に選択された状態になります:
 
 
Dedicated Host上に配備されたインスタンスはVPC内である事が必要です。単一のDedicated Hostで、複数のVPCに存在するインスタンスを収容できます。
 
インスタンス起動手順の残りは、通常通りに進められますし、Dedicated Host上で起動する場合に適したオプションもあります。例えば、SpotインスタンスはDedicated Host上では起動できません。
 
通常のEC2インスタンスを起動する方法で、自分のDedicated Hostを指定することも可能です。単に、テナンシーのオプションで Dedicated Host (専有ホスト)を選択し、自分のDedicated Hostをホストとして選択します(指定なしのままにしておくことも可能で、その場合はAWSがホストを選択します)。
 
 
アフィニティを選択すると、Dedicated Hostとインスタンス間で永続的に関連付けられます。このオプションで、インスタンスが同一ホスト上で再スタートするようになり、ソフトウェアがライセンスされていないホスト上でインスタンスが不注意に起動しないようにできます。Windows Serverイメージをインポートする場合、ライセンス条項に従って最低90日間は特定の物理サーバに割り付けることができます。
 
コンソールのDedicated Hostセクションに戻り、ホストの1つを選択し、その上で稼働しているインスタンスについて知ることができます:

 
ライセンスソフトウェアの利用と追跡
既存のソフトウェア・ライセンスをDedicated Host上で利用可能です。仮想化環境での利用が許可されているか条項を確認し、VM Import/Exportを使って既存のマシンイメージをクラウドに持ち込みます。詳しくは、EC2ドキュメントの Bring Your Own Licenseを参照ください。AWSに関するWindowsライセンスオプションについては、Microsft Licensing on AWSAWSとMicrosoftに関するよくある質問を参照ください。
 
AWS Configを使ってDedicated Hostの設定変更とその上のインスタンスの起動、停止、削除を記録することができます。コンソールのEdit Config Recordingボタンを使って設定を変更できます(ボタンの上にマウスカーソルを乗せると、現在の状況が表示されます):
 
 
詳細は、AWS Configを参照ください。
 
重要事項
冒頭で述べたようにDedicated Hostを配備した時点で課金が始まります。価格についての情報は、Dedicated Host価格ページを参照ください。
 
EC2は各Dedicated Hostの状態を監視し、その情報をコンソール経由で表示します。通常時の状態は availableで、Dedicated Hostに障害の可能性がある場合は under-assesmentに切り替わります。
 
Dedicated Host上で起動したインスタンスはVPC内に存在している必要がありますが、プレイスメントグループを利用できません。オートスケーリングやRDSもサポートしていません。
 
Dedicated Hostは 米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、EU(アイルランド)、EU(フランクフルト)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、南米(ブラジル)リージョンで利用可能です。各リージョンにてインスタンスファミリー(M4, C4等)毎に最大2台のDedicated Hostsを配備できます。それ以上必要な場合は、ご連絡ください
 
— Jeff;(翻訳は松尾が担当しました。原文:Now Available – EC2 Dedicated Hosts )

週刊AWS - 2015年11月23日

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何の気なしに調べてみたら、12月1日は「映画の日」だそうです。1896年に日本で始めて映画が公開されたことを記念する記念日とのことですが、皆さんは映画館に行く機会はありますか?私はもっぱら自宅観賞派なのですが、たまには映画館で迫力のある映像を楽しむのも良いかな、と思います。

それでは、いつものように先週AWSの世界で起こった出来事を振り返ってみましょう。 

月曜日

11月23日

火曜日

11月24日

水曜日

11月25日

金曜日

11月27日

土曜日

11月28日

また、今週も外部ブログにて数多くの興味深い記事がポストされております。

P.S. 
このブログの最新情報はTwitterでお知らせしています。お気軽に@awscloud_jpをフォローください。
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ソリューションアーキテクト 小林正人

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