今日は、数週間にわたって行っている、AWS CloudFormationのリリース内容について、キャッチアップしてみたいと思います。新しい機能として、AWS Lambdaファンクションで、カスタムCloudFormationリソースを作成できるようになりました。Auto ScalingとRDSのリソースもいくつか追加しました。ほかには、CloudFront、ElastiCache、EC2、OpsWorks、RDS、Route53リソースについても既存機能の強化を行いました。
Lambda-Backedカスタムリソース
新しい機能として、CloudFormationのスタックを作成したり、更新、削除するたびに呼ばれるAWSLambdaファンクションを書くことができます。これは、他のスタックで生成された値へのアクセスを提供するファンクションを書くことが可能であり、スタックの作成をするときにAMI IDを探したり、既存のAWSリソースへのアクセス、文字列の反転のような便利な機能をAWS Lambdaで実行することができます。
ユーザによって書かれたファンクションは、CloudFormationと同期的に通信され、JSON形式で指定されたS3オブジェクトに結果が書きまれることにより、呼び出されます。CloudFormationの、この強力な新しいオプションを使用する方法の詳細については、 AWS Lambda-backedカスタムリソースの新しいドキュメントを見てください。
このリリースで、Lambdaは、CloudFormationのための拡張性とカスタマイズのメカニズムとなりました。私は、あなた自身のアプリケーションやシステム設計で利用されることにとても興味を持っています。みなさんが思い付いたものをぜひ教えてください!( awseditor@amazon.com)
リソースサポートのアップデート
CloudFormationは、次の追加のリソースをサポートしました
- AutoScaling - LifecycleHook
- RDS - EventSubscription
CloudFormationは、次のリソースサポートを強化しました
- Auto Scaling – AutoScalingGroup, LaunchConfiguration, ScalingPolicy
- CloudFront – Distribution
- ElastiCache – CacheCluster
- EC2 – Volume
- OpsWorks – Instance, Layer
- RDS – DBInstance
- Route 53 – HealthCheck, HostedZone
追加の情報が必要な場合は、CloudFormationリリースノートを参照してください。
— Jeff; (翻訳:瀧澤与一)