Amazon Glacierはセキュアで、堅牢性があり、データのアーカイブやオンラインバックアップ用途では非常にローコストで利用いただけるストレージサービスです。(過去ブログ、Glacier – 1GBあたり月額約1円で利用可能なアーカイブストレージが登場、も参照してください)。
2012年の夏にGlacierを発表してから、利便性を上げるため、ライフサイクル管理、データリトリーブポリシーと監査ログ、レンジリトリーブ、Vaultアクセスポリシーなどの機能追加を行ってきました。
Vaultへのタグ指定
すでにGlacierを利用されている方は、(もしくはすでに過去ブログのGlacierの紹介記事を読まれている方)、作成したアーカイブをGlacierのVaultに対して格納することはご存知かと思います。
本日、Vaultに対してタグ指定ができるようになったことで、よりGlacierの利便性を上げることができます。このタグをコスト配分用途(部署、グループもしくはその他任意のカテゴリ単位)で利用したり、その他の分類でトラッキングなどで活用いただけます。
下記はVaultに対して、"Department"(部署)をキーとしたタグの指定になります。
Vaultに対してタグ設定を行うと、AWSコスト配分レポートを利用し、タグ単位でのコストや利用状況を確認することができます。
本日のリリースの一部として、Glacierのコンソール画面デザインのアップデートも行いました。またそれ以外にも、表示速度の改善と、フィルタリグに機能の追加による任意のVaultの表示が容易になりました。例えば下記が私の”Backup”のVaultになります。
この機能は本日より利用いただけます。より詳細を確認する場合は、Tagging Amazon Glacier Resourcesを参照してください。
— Jeff;(翻訳 北迫)